現実見当訓練 Reality Orientation(RO)

現実見当識訓練Reality Orientation(RO)(Spector ら2000)はリハビリテーションの分野では、認知症dementia患者に対して用いられる手法である。
Dementiaに対する認知リハビリテーションとしては、大きく集団と個人とに分けられる。
集団技法のうち,有効性のエビデンスが高いのはROとデイケアであるが、今回はそのうちのROについてちょっと書きます。  

その他のdementiaの非薬物療法ではよくおこなわれる回想法は、重度の方だと不穏になったりすることがあるのでROはそのリスクが少ないので私はよくやります(ただし、ROでも無理やり現実の世界に引き戻そうとするのは不穏を招く行為なので推奨されない(日本認知症学会 2008))。

toshiakitamura について

言語聴覚士 (speech ranged and hearing therapist: ST)、LSVT LOUD 認定療法士、日本言語聴覚士協会 専門講座修了 【所属学会】 日本言語聴覚士学会 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 高次脳機能障害学会 日本ディサースリア臨床研究会 【実績】http://jglobal.jst.go.jp/search.php#{"keyword":[""200901100570826991""]}
カテゴリー: リハビリテーションrehabilitation, 認知症dementia タグ: , パーマリンク

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